あれから5年…やっぱり不動の本命はEVのX-Arrayシリーズ




あれから5年…やっぱり不動の本命はEVのX-Arrayシリーズ
以前このサイトに掲載しましたが、劇場での公演、オペラ・ミュージカル・ストレートプレイなどで、スピーカはエレクトロボイスのEV_X-Arrayシリーズが一番、と書いてから、一体何年が経ったでしょう。
その後、世間はラインアレイの麻疹にかかっています。

こういう麻疹はいろんなものが繰り返しやってくるもので、いちいち右往左往していたらキリがありません。
だいたいですね。今、このスピーカ使ったら公演ツブれるとか、このスピーカじゃ俺のクビが飛ぶ、なんてもの、ないですよ。どれもみんな、水準以上の良いスピーカばっかりですよ。
それに、このスピーカでなきゃダメだなんて、そんな事言ったら、それで公演がうまく行って、エライのはあんたじゃなくてスピーカでしょ、ってことになっちゃうでしょ。

どんなスピーカ使ったって、私が使うと私の音になるんです。
それが、メーカーによっては「おぉ、石丸が使うとうちのスピーカがこんな風に鳴るのか」という時もあるでしょうし、「石丸のヤロー、うちのスピーカこんな鳴らし方しやがって」という時もあるでしょう。
それは仕方ありません。何を使ったって私の音になるんです。
その中で、このスピーカは使いやすいなとか、このスピーカとは相性がいい、狙い通りに簡単にキマル、とかいうのはあります。

そういう意味では、私はこのスピーカは好きだとか、相性がいいとか、嫌いだとか言う評価はアリだと思います。
が、好き嫌いを良い悪いに言い換えて発言する現場の人の多いこと。
オーディオマニアとなんにも変わりません。
このスタンスを確認しておいて、何がお勧めですか?と訊かれたら、私は迷わず、EVのX-Arrayシリーズですね、とお答えします。

ラインアレイがその後登場してきましたが、この評価は現在も全く変わりません。
屋根のあるところで、劇場・舞台と呼ばれるところでのスピーカのチョイスでしたら、最近はラインアレイらしいよ、なんて自ら麻疹にかかったりせずに、EVのX-Arrayシリーズを黙って使いましょう。
「あぁ、石丸の言ってたことは嘘じゃなかった」とお分かり頂けます。




写真はミュージカル公演でのものです。
卓回りは、私が放送技術に連載しているエッセイ「音話屋ダイアリー」で度々お話ししているスリーマン・オペレーションの様子。

この公演でのスピーカの評判は出演者のみならず演奏者や音楽監督からも大絶賛でした。演奏者や音楽監督は、具体的に名前をここでは出せませんが、日比谷方面のミュージカルをずっと手掛けてきた人達ばかりで、同業の音響さんではなく演奏者や音楽監督から絶賛を浴びるというのが、このEVの私の仕事の範疇として、スピーカからキチンと出てきて欲しい音の幾つかポイントになるものを挙げていくと、・ティンパニー・ブラス・ストリングス・三味線・人の声・シンセドラム・シンセベース・和太鼓・雷の音や地鳴りなどの効果音というところでしょうか。スピーカの試聴にも、こういった音ネタを持っていきます。

生演奏のミュージカルやオペラがメインフィールドとなる私の仕事の範疇では、EVのX-Arrayシリーズが最も使いやすく、満足・納得のいく出音がして、仕事がとても楽になります。
大体低域において、ティンパニーやブラスの空気感を再現してくれるものと電気楽器の低音が得意なものとはわかれてしまうのですが、X-Arrayは両方行けます。
更に、音楽再生は得意でも効果音はダメ、というのもあれば、効果音はいいんだが音楽を再生すると音楽にならない、というスピーカも沢山あります。この点でもXiは両方きちんとこなしてくれます。
似たような範疇でお仕事をされていらっしゃる御同業の方々には、是非ともお勧めのスピーカです。


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