おお大いなる都よ!おお偉大な都よ!
私はお前の高鳴る胸の内に、私の捜していたものを見出した。
(A.デュマ「モンテ・クリスト伯」より)


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今回まずお話しなければならないのは、「世界で最も使えない空港はどこか」という話ですね。
そう、誰もが正解、日本の成田空港が世界で最も最低の空港です。
レストランの従業員(マクドナルド等のチェーン店を除く)は言うに及ばず、イミグレーションの係員に至っては殺意すら覚えますね。さしもの温和なこの主宰も。
レストランはおしなべて夜9時に閉店します。それより遅いフライトも沢山あるじゃないか何考えてんだ、という議論は、ま、今回はいいとしましょう。8時半も回らぬうちから満面に帰りたいとの表情をたたえ、8時15分にサンドイッチ一つ頼んでも舌打ちするたぁどういう了見だ!お前らお客さんにお金を貰って商売してるんと違うんかい!
イミグレの係員なんか、全員クビですな。どんなに混雑していても、行列のフラストレーションが臨界に達しても「私関係ないもーん」。自分の仕事がノロくて明らかに他の行列よりも進み具合が悪くても「そんなこと知らなーい」。面倒くさいことは全部航空会社の社員に押し付けて。犬より使い物になりませんな。
愛想の善し悪しなんか気にしません。今回行ったパリのド・ゴール空港の係員も無愛想でしたし、ソヴィエト時代のモスクワ・シェルメチェヴォ空港の愛想の悪さは絶品でしたし、でも仕事は速かったからそんなことは問題じゃないんです。
自分の仕事は何なのか。誰のために働いて誰がお金を払っているのか。それが分からない人間が働くなっていうの。ましてや国際空港で。日本の恥だから。
成田国際空港とはいってますが、結局のところ、千葉空港なんでしょうな。
あれだけ付近住民から反対されていることだし、羽田空港を拡張して羽田東京国際空港に戻して、成田は規模縮小して千葉空港にしてしまった方がみんなの幸せのためですな。

で、パリです。
今回、私の妹がフランス人と結婚したことで、私にとってパリは因縁浅からざる街となりました。
正直、今まではさほど興味を持てなかった街ですが、行ってみて、この街の持つ魅力、魔力に虜にされてしまった、というところでしょうか。
確かにこれは、行ってみなければ分からない魅力、という奴です。
パリの街など、今までに写真や雑誌やテレビなどで、一体どれだけ沢山目にしてきたでしょう。
恐らく、ニューヨークに次いで日本では露出の高い街ではないでしょうか。
にもかかわらず、行ってみて初めて魅力に気がつく、というところが、この街の奥深いところでしょう。


 

 

 


 

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身を切るように凍てつく夜のパリの、チュイルリー宮公演の高台から、アレクサンドル三世橋を望んで正面にシャイヨ宮、左手にエッフェル塔の灯、そして、眩く、とは言いませんが、ゆらめく幻想的なパリの街の光の波。その光の波がセーヌ川に映ってさざ波が輝く。
この瞬間、私の心はパリに奪われました。
パリより眩い街は沢山あるでしょう。パリより大きく華やかな街も沢山あるでしょう。しかしこんな風に、人の心を奪う街は、そうそうない、と思うのですが。
妹の婿殿が、こう言いました。
「イエス。ニューヨークはワンダフルだ。トーキョーはグレートだ。でも、パリは、パリだ。」

世界中どこへでもPowerBookは付いてくる。PowerBookはユニヴァーサル電源だ、と言っても、海外に持っていかなけりゃ有り難みは分からない。
先代PowerBookは、アムステルダム、ウィーン、ロンドンと、お供をしてくれました。
このG3のボディは、エコノミーの座席には…。ギリギリですな。ご覧の通り。

トレイからはみ出ていますが、安定が悪くなる、ということはなかったです。
これからも、どこへでも付いてくるんだよ。君のご主人様は君がいないと空気の抜けた風船みたいになっちゃうからね。

パリは美人率が抜群に高い!今回その証拠になる写真がないのが誠に残念です。
はっきり言って見とれてカメラを忘れてました。
みんな、自分の魅力がどこにあるのか、よく研究してます。脚に自信がある人は脚を思いっきり演出し、顔に自信がある人は顔を精一杯強調する。同時に欠点もよく研究していて、上手に隠してます。
確かにこれは、口に出してその美しさを称賛したくなります。
これが、口説きの第一歩なんでしょうな。褒める。口説く。当然の様に口説かれる。出逢いがあり、愛が生まれる。
いろんな形の愛がある。男と女の街。


 

 

 

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昔観た、映画のワンシーンを思い出しました。
アメリカの男がヨーロッパに来て、多くの男の心を虜にしているマダムに恋をする。男は「結婚して一緒にアメリカに行こう」と誘う。マダムは微笑んで、
「この国では、貴方の国よりもう少し愛が複雑で味わい深いものなの。ごめんなさいね。顔洗って出直してらっしゃい、坊や」
男と女、そしてその愛はワインと同じだ、と言われました。
どんなにボルドーが好きでも、たまにはシャンパンも飲みたいし、時には荒々しいだけの下品なイタリアワインも口にしてみたくなるし、気紛れに野暮ったいドイツワインを舐めたくもなる。
(私が言ってるんじゃありませんからね!ホテルのバーで知りあった美しいパリのマドモアゼルが言ったんですからね。イタリアやドイツが好きな方、怒らないで下さい)
一筋縄の愛じゃ太刀打ち出来ない街。パリ。
パリは、とても大人の街です。ガキがツルんでキャーキャーやれる街じゃありません。
そういうのは、ハワイやグアムやアメリカ西海岸でしょう。
余裕で迎え入れながら、街のあちこちから、パリという街の冷笑の鼻息が聞こえてきます。
今回は、滞在時間が短かったということもあり、とてもこの街のディープな懐ろまで食い込めなかった、というのが正直な感想です。
恐らく、何やかやと口実を付けては、何度も通うことになるでしょう。
そして、私の妹が、何故この街を愛したのか。
その答えも見つけることが出来るでしょう。
捲土重来。


 

 

 

 

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